SHIRAHAMA ONSEN

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ウェルネス&リトリートの時間

紀伊半島 –
白浜温泉&ビーチリゾートで過ごす癒しの時間

高野山、吉野・大峯、熊野三山という3つの宗教的聖地が集まり、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」で知られる、紀伊半島。古の時代から神々が棲まう場所として畏れられ、その参詣道である熊野古道は1000年以上の歴史を有し、日本人の旅-巡礼の起源とも言われます。

白浜温泉はこの半島の先端に位置し、道後、有馬と並ぶ日本三大古湯に数えられます。飛鳥・奈良時代から「牟婁の湯」「紀の温湯」として知られ、斉明天皇、文武天皇などが紀州行幸の折に入湯したと伝わっています。

日本人の旅-巡礼の起源
日本の巡礼と温泉地は、古代から人を旅へと誘う魅力的なコンテンツ

日本の巡礼と温泉地は、古代から人を旅へと誘う魅力的なコンテンツとして存在し、忙しい日常から離れて、自分自身の精神的営みに改めて向き合い、体と心を清めるために訪問されていたことを考えれば、日本のウェルネス&リトリートは遥か1000年以上前から始まっていたと考えることができます。

そんな歴史と神聖な自然を有する紀伊半島 – 白浜半島ですが、現在は温泉地・ビーチリゾートとしても美しい景観を保っています。悠久の時を想いながら自分自身と向き合うウェルネス&リトリートの拠点として、心ゆくまで癒しの時間をお楽しみください。

歴史ストーリー

温泉文化と
古代日本人の信仰:

日本最古の湯の1つ白浜温泉。西暦657年に有間皇子の白浜訪問が「日本書紀」の中に記述され、翌年には斉明天皇、後に持統天皇、文武天皇の行幸が、また熊野詣での往来に後白河法皇をはじめ、都の貴族たちが沐浴されたと伝わっています。同書には有馬温泉や道後温泉も記述されており、有馬・道後・白浜が日本三古湯と呼ばれる所以ともなっています。現在、その面影が唯一残る「崎の湯」は公衆浴場として整備され、目の前に雄大な太平洋が広がり、波飛沫が届くダイナミックなロケーションが古代から伝わるプリミティブな白浜温泉の魅力を引き立たせています。

崎の湯」、目の前に雄大な太平洋が広がり、波飛沫が届くダイナミックなロケーション
鉱山発掘地

この地域は地層に多くの鉱山物質を含み、戦国時代には鉄砲の弾を製造するのに必要な鉛の原産地として鉱山開発で栄えていました。江戸時代に入り、発掘量が減少したことから鉱山発掘地としては衰退の道に入った頃、村に残った人々が白浜温泉の源泉を活用して湯治宿を営み始めたのが、現在の白浜温泉観光の始まりとなっています。

当時の白浜温泉は7つの源泉を有しており、海辺で湯壺を掘り、そこに小石を敷いて温泉は自然に湧き出るものを使用するというシンプルなものでしたが、海岸線の美しさも寄与し、漁船で渡ってくる旅人が数多く訪れました。 

近世の時代に、鉱山から温泉地へと切り替わったという全国的にも珍しい歴史の歩みは信仰にも現れます。山神社は、鉛山鉱山の守護神でもあると同時に、温泉の恵みを守護する温泉神社でもあり、年に一度開催される献湯祭では朝一番に源泉から汲み上げられた「一番湯」を奉納する儀式があります。

長い歴史の中で自然と共に歩んできた日本人と温泉文化には、各地固有のストーリーがあります。
ぜひ白浜温泉独自の魅力をお楽しみください。

温泉の恵みを守護する温泉神社
白浜温泉から辿ることができる紀伊半島の奥深き森を訪ね歩く参詣道

紀伊半島と
熊野古道の神秘:

人はなぜ旅をするのかー。
世界各地の文明にも見られるように、日本人にとっても旅の始まりは「聖地巡礼」でした。
その起源とも言われる世界遺産-熊野古道は、白浜温泉から辿ることができる紀伊半島の奥深き森を訪ね歩く参詣道です。
元来この紀伊半島は、急峻な山々を越える峠道と、山々の間を縫う川の道、津々浦々を結ぶ海の道が、多くの人々の往来と物資の輸送路となり、各地との結びつきによって文化が育まれてきたという「道による文化発展」が際立った地域です。

また、山間部では、深い森や滝、巨石、大木など、古代の自然信仰がベースにあり、その代表格が熊野那智大社の御神体となっている那智大滝でもあります。日本の神仏習合は何よりもまず自然信仰が基本としてあり、仏教・神道・道教・陰陽道が融合した日本独自の宗教である修験道において、山神は仏が仮の姿で現れた – 自然の中に神々を見出す日本人の信仰心が、紀伊半島の霊場、熊野信仰を創り上げました。

熊野詣では、古くから体の不自由な人や女性の受け入れが行われた「ユニバーサルな聖地巡礼の道」であり、上皇から庶民まで多くの人々がこの地へ訪れ、今では、世界各国から日本へ訪れる人々の心を惹きつけています。
白浜温泉から程近い草堂寺からは、熊野古道の1つ大辺路の冨田坂への入り口に入ることができます。峠越えの石畳の道は当時の風情を色濃く残し、世界遺産の一部にも登録されています。草堂寺は桜の名所としても知られ、日本の四季、繊細な感性と自然信仰に身を包まれながら、聖地巡礼への旅に相応しい風光明媚な景観を有しています。

白浜温泉でのウェルネス&リトリートから、この地域の神秘をより深く体験したい方は、ぜひ一度熊野古道に足を伸ばしてみてください。

熊野古道

ACCESS

Wakayama Prefecture / Shirahama Town

OSAKA SHIRAHAMA
新大阪駅
所要時間 約2時間30分
特急 特急くろしお
約2時間30分
白浜駅
TOKYO SHIRAHAMA
羽田空港
所要時間 約1時間20分
飛行機 飛行機
約1時間
南紀白浜空港
バス バス
約20分
白浜駅

白浜温泉探索

古代から続く
日本の温泉文化と情景を訪ねて

白浜温泉は1350年の歴史を持ち、紀伊半島から太平洋を望む風光明媚な景観で、古くから多くの日本人に湯治場として親しまれてきました。その泉質は炭酸水素ナトリウムを主要成分としており、皮膚に塩分が付着し汗の蒸発を防ぐため、湯冷めしにくく、保湿効果・保温効果があります。年中穏やかな気候であり、ビーチリゾートとしても人気の観光地です。
その最も古い歴史を引き継ぐのが現在町営の公衆浴場として運営されている崎の湯です。8世紀初頭から持統天皇・文武天皇も入浴されたと伝えられ、当時は牟婁温泉と呼ばれた古き由緒ある温泉であり、飛鳥・奈良時代にかけて多くの天皇や貴族が湯治に訪れたことが日本書紀や万葉集に記されています。
太平洋の大海原に接岸した岩風呂は、波飛沫が散り、硫黄と潮の香りが混ざり合い、遥か彼方をゆっくりと帆をくゆらす船が見える、プリミティブな情景が心を打ちます。

太平洋の大海原に接岸した岩風呂
吉野熊野国立公園

かつての人々も、砂岩に侵食された窪みが自然の湯船になっていて、海を眺めながら入浴していたとされており、自然そのものの温泉を古き歴史に重ね合わせながら、お楽しみいただけます。

この地域は、吉野熊野国立公園内に位置し、南紀白浜ジオパークにも認定されています。海底に堆積した地層と化石が陸上に姿を現した「千畳敷」、鉄や銅などの金属成分が岩壁に染み出し洞窟内の潮の満ち引きが自然美を創り出す「三段壁」、自然の力で岸壁の中央に丸い穴が開いた神秘的な小島「円月島」など、数々の景勝地でも知られます。 また、各地に日本人の信仰の片鱗が残っており、牟婁の湯に行幸した斉明天皇が腰掛けた石を御神体として祀る「熊野山神社」、鉛山鉱山の守護神でありながら温泉の恵みを讃える「山神社」、徳川御三家紀州藩と縁が深く領民から寄進を受けた貝が印象的な「本覚寺」など、天皇家、武家、大衆それぞれの歩みと交流を辿る魅力に溢れています。

白浜温泉から始まる、日本の長き歴史ストーリーと美しき景観を心ゆくまでお楽しみください。

熊野古道大辺路

日本の聖地巡礼
から辿る
自然信仰の道

世界遺産 – 「紀伊山地の霊場と参詣道」

かつて仏に至るまでの修行のため宗教者が歩んだその道は、日本人にとっての聖地巡礼となりました。
「熊野三山」、「高野山」、「吉野・大峯」は、古代以来、自然崇拝に根ざした神道、中国から伝来し日本で独自の展開を見せた仏教、その両者が結びついた 修験道など多様な信仰の形態を育んだ神仏の霊場であり、これら3つの異なる宗教が同じ場所で共存し、深淵な自然と人々の精神文化と結びついて、広く大衆にも開かれた道となったことが文化的遺産としての価値をより一層高めています。
その一角を成す熊野古道中辺路、熊野古道大辺路は白浜温泉から程近い場所にあり、日本の忘れられた原風景と自然への畏れを感じさせる神聖な空気に満ちています。

熊野古道大辺路
大辺路富田坂

大辺路富田坂は、 白浜町富田の禅寺「草堂寺」のすぐ横が入り口となっており、草堂寺の境内と富田坂の一部が世界遺産に登録されています。 林道を歩くと大辺路一番の難所と呼ばれる峠「七曲り」と呼ばれるつづら折りの険しい坂道が続き、その先に、木々の隙間から富田平野と湯崎半島の眺望が開けます。南紀白浜と太平洋を見渡す絶景、そして、静謐な参詣道を歩きながら自分自身と向き合う時間は、この場所にたどり着いた人だけが得られる僥倖と言えるでしょう。
大辺路中腹のハイライトは、川船に乗り対岸へ渡る「安居の渡し」。接岸する森林の四季折々の表情を映す透明度の高い河を昔ながらの小舟で渡る様子は、 まるで江戸時代にタイムスリップしたかのような雰囲気が漂います。
熊野古道では、この場所の自然・歴史・文化の由緒をインタープリテーションする紀州語り部ガイドが活躍しています。初めての方でも、ガイドの語りを楽しみながら、体力や時間に合わせたコースを選択することができます。

紀伊半島の海から山へ至る物語 – 白浜観光の際は、ぜひ熊野古道の聖地巡礼にも足を伸ばしてみてください。

白良浜リトリート

夏も冬も心癒される美しさ、弓状白砂の浜

白浜温泉の中心であり、年間60万人が訪れる関西屈指のビーチリゾート「白良浜」。
丁寧に手入れされたサラサラの白浜ビーチと石畳の歩道は、夏の海水浴シーズンのみならず、温暖な晩冬〜春の季節も、リトリートステイとして大変お勧めです。夏の花火やウォーターアクティビティ、ヨガ、SUPなど、様々なアクティビティを楽しめるほか、この景観を最大限満喫できるラグジュアリービーチカフェ「Suntide Cafe & Bar」ではオーシャンビューとサンセットに包まれるアペリティフタイム、テラス席での開放的な時間、豊富なスイーツ・フードメニューをお楽しみいただけます。
また、11月-3月の海水浴オフシーズンに特別に開催されるライトアップイベントは、夜の白良浜ビーチがゆったりとしたアンビエントミュージックが演出するイルミネーションステージに入れ替わり、夏の海とは異なるロマンチックな景観をお届けしています。

アンビエントミュージック
白良浜リトリート

ローカルフードとしては、紀州の梅を使ったスイーツや梅酒とのアペリティフ、最高品質の伊勢海老や幻の味と言われるクエ料理などがあり、日本らしさを感じながらもビーチリゾートで美食を味わうここでしか味わえない滞在スタイルをご満喫いただけます。
白浜温泉各地で白良浜ビーチを眺望できるラグジュアリーホテルがあり、その一角を担うインフィニートホテル&スパは、海水浴場から少し離れた静かな丘の上から、白良浜が太平洋に連なる鉛山湾の美しいオーシャンビューを思う存分満喫することができます。掛け流し温泉をラグジュアリースタイルで味わう海へ溶け込むインフィニティバスは非日常体験そのものです。

四季折々の表情、日本の風光明媚に加えて、ビーチ・温泉・美食が揃った白良浜リトリートで、心ゆくまで癒しの時をお過ごしください。

ONSEN EXPERIENCES

TOURISM GUIDE

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