Oita
Yufu City
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心と体を再生する「浄化」の旅
大分県・由布岳の麓に広がる由布市は、心身を整えるための天然の聖域。名湯・由布院温泉や金鱗湖の静寂に身を委ね、佛山寺の厳かな空気の中で、五感を研ぎ澄ます健やかな時間。由布市でしか出会えない、心豊かな「養生」のひとときをお過ごしください。
時を超え、愛される郷土の味
Food
郷土料理「やせうま」
平安時代、信仰心の厚い乳母の八瀬が、貴族の若君の健やかな成長のために、古野にある妙蓮寺へ参拝に向かった。その道中、お腹がすいた若君が、「八瀬うま」といい、その度に八瀬が小麦粉を薄くのばしてきな粉をまぶしたものを若君に食べさせたことから、「やせうま」と呼ばれるように。(※「うま」は幼児期特有の言い方で、食べ物を指す)
長寿を支える伝統の「整い」菓子
「やせうま」の発祥の地は大分県由布市挾間町。丁寧に練り上げた小麦粉を平たく伸ばし、たっぷりのきな粉と砂糖をまぶして食す。その作り方は極めてシンプルでありながら、素材の持つ滋味が身体の隅々にまで染み渡る、昔ながらの知恵が詰まったおやつ。時を超えて愛される素朴な甘みを、ぜひご堪能ください。
魂を揺さぶる神々の鼓動
Culture
伝統芸能「庄内神楽」
由布市庄内町に200年以上前から伝わる伝統芸能「庄内神楽」。五穀豊穣を祈願し神社に奉納されたことが始まりとされています。現在は十二の神楽座がその伝統の灯を守り続け、5月~10月の定期公演のほか、年1回すべての神楽座が集結して開催される神楽まつりや、市内外のイベントでも舞を披露するなど、神楽の里として多くの人を魅了しています。
幻想的な神話の世界へ誘う
お囃子(はやし)のテンポが速く、勇壮で時にユーモラスな舞が特徴。太鼓や笛の音が響くなか、面をつけ、色鮮やかな衣装をまとった舞手たちが神話の世界を演じる様子は、まるで神々の住まう異世界へと迷い込んだかのような、幻想的な心地にさせてくれるでしょう。
Recommended Local Spots
ACCESS
大分県 由布市
飛行機約1時間10分
バス約1時間
時を忘れて美を養う
由布院温泉
由布岳の麓に広がる自然豊かな温泉地で、約850の源泉数と豊富な湯量を誇る「由布院温泉」。盆地を囲む山々に降る雨が地下に浸透し、くじゅう連山や由布・鶴見岳などの地熱によって温められ湧出する、典型的な火山性の温泉です。その歴史は『豊後風土記』にまで遡ります。古より心身を潤してきた由布院の名湯は、今も訪れる人を優しいぬくもりで迎えてくれます。
美肌を育む三つの泉質
由布院の湯は、古い角質を落とし肌を整える「アルカリ性単純温泉」をはじめ、時間の経過によりブルーや白濁を帯びる美容液のような「ナトリウム塩化物泉」など、多彩な表情を持っています。大切に守り抜かれてきた自然や田園風景と共生する美しい景観のなかで、内側から輝き出すような至福のセルフケアをご体感ください。
由布院の原風景
金鱗湖
由布市の豊かな自然に抱かれた「金鱗湖」。かつて由布岳の麓にある池として、大分の方言で「岳ん下ん池(たけんしたんいけ)」と呼ばれていました。1884年(明治17年)、儒学者の毛利空桑(もうりくうそう)が、湖を跳ねる魚の鱗が夕日に輝くのを見て「金鱗湖」と名付けたと伝えられています。
朝霧が育む幻想的な美しさ
湖の周りには散策路が整備されており、魚や水鳥が泳ぐ姿を眺めながら歩くのに最適な場所です。特に秋から冬の冷え込む早朝には、朝霧に包まれた幻想的な光景に出会えることも。水鳥の羽音に耳を澄ませ、自然のエネルギーを全身で受ける至福のひとときを過ごしませんか。
由布の霊場に宿る「静寂」
佛山寺
金鱗湖と由布岳、そして湯布院の自然に囲まれたこのお寺は、地元の人々にとって重要な寺院の一つ。約千年前、神のお告げを受けた僧が由布岳に観音像を祀ったのが始まりです。長らく霊場の本拠地とされてきましたが、慶長の大地震で本尊が谷へ転落。その後、当時の村人たちの手によって現在の場所へと移されたと語り継がれています。
座禅と写経で整う時間
慌ただしい日常を離れ、辻馬車が立ち寄るほどの静寂に包まれた境内では、土日に「座禅」や「写経」の体験が可能です。呼吸を整え、一文字ずつ筆を進める時間は、脳を休め自律神経を整える究極の「心のエイジングケア」。由布岳に見守られながら、身も心も健やかになる精神修養を始めてみませんか。